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皆さんこんにちは!
鳥取県鳥取市を拠点に基礎工事・外構工事・型枠工事・土木工事・リフォーム事業・コンクリート圧送・その他建築一式などを行っている
株式会社としけん、更新担当の富山です。
打設速度の調整:速すぎても遅すぎてもNG!「分離」と「打ち継ぎ不良」を防ぐコツ⚠️
コンクリート打設(だせつ)で意外と大事なのが 打設速度の調整です⏱️
「早く終わらせたい!」という気持ちは分かりますが、速すぎると 材料分離が起きやすくなり、逆に遅すぎると 打ち継ぎ不良(一体化しない)につながります
つまり、打設は スピード勝負ではなく“適正速度”が命。
今回はポンプ圧送の現場目線で、なぜ速度調整が重要なのか、どうやって現場状況に合わせるのかを分かりやすく解説します
打設の目的は、コンクリートを型枠の中に入れて終わりではありません。
均一に行き渡らせて、締固め(バイブレーター)で密実にするところまでがセットです✅
速度が合っていないと
きれいに回らない
バイブが追いつかない
表面が荒れる
強度・耐久性に影響
など、仕上がりと性能に直結します⚠️
打設速度が速すぎると、コンクリートが勢いよく流れ込み、
骨材(砂利)とモルタル(セメント分)が分かれる「分離」が起きやすくなります
✅ 分離が起きるとどうなる?
砂利が偏って詰まりやすい
表面にジャンカ(豆板)が出る
見た目が悪いだけでなく耐久性も落ちる
配管やホース先で詰まりリスクUP⚠️
特に、高所打設や細い鉄筋が密集した場所、狭い型枠では、勢いが強いと一気に品質が落ちやすいです
速すぎサイン
吐出が強すぎて跳ねる
型枠内で材料が偏る
バイブが追いつかない
「砂利だまり」が見える
この状態なら、すぐに速度調整が必要です
反対に、打設が遅すぎると怖いのが 打ち継ぎ不良です。
先に打ったコンクリートが固まり始めてから次を重ねると、境目が一体化せず 弱い層ができてしまいます
✅ 打ち継ぎ不良が起きると…
ひび割れの原因になる
漏水や中性化の進行が早まる
仕上げが汚く見える
構造的な弱点になり得る⚠️
暑い時期☀️は特に硬化が早いので、遅れが致命的になりやすいです。
逆に寒い時期❄️は硬化が遅い分余裕はありますが、それでも「適正」は守る必要があります
打設速度は「一定が正解」ではなく、現場状況に合わせて調整します。見るべきポイントはこれ
打設量に対して締固めが追いつかなければ、空隙やジャンカの原因に。
→ バイブ担当の動きに合わせてポンプを調整するのが基本です
壁や柱など縦に高い部材
鉄筋が密な部材
開口が狭い場所
は、速い吐出がトラブルを呼びやすいです⚠️
→ ゆっくり丁寧に回すが安全
真夏:固まりやすい → 遅すぎ注意
真冬:固まりにくい → ただし締固め不足に注意
→ 状況に合わせて「止めない・滞らせない」が大事です⏱️
硬めだと流れにくく、速く出すと分離・詰まりになりやすい。
柔らかすぎても材料が暴れて分離しやすい。
→ 材料状態を見ながら吐出を微調整します
現場では、こんな感じで調整します
最初は低速で様子見
充填状況を見て徐々に上げる
鉄筋密集部・隅角部は落として丁寧に
バイブが遅れたら一旦ペースを落とす
打ち継ぎになりそうなら、段取りを整えて流れを切らない
ここで大事なのが、連携です。
「圧送屋だけ頑張る」ではなく、
型枠・鉄筋・土工・左官・監督と息が合うほど品質が安定します
✅ 速すぎると分離(ジャンカ・詰まり・品質低下)
✅ 遅すぎると打ち継ぎ不良(弱点・ひび割れ・漏水リスク)⚠️
✅ 現場状況(バイブ・型枠・気温・材料)に合わせて 適切な速度を保つのが重要⏱️
ポンプ圧送の役割は、ただ送るだけではなく、**品質と安全を守る“現場の流れづくり”**でもあります
次回もお楽しみに!
鳥取県鳥取市を拠点に基礎工事・外構工事・型枠工事・土木工事・リフォーム事業・コンクリート圧送・その他建築一式などを行っております。
お気軽にお問い合わせください。
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皆さんこんにちは!
鳥取県鳥取市を拠点に基礎工事・外構工事・型枠工事・土木工事・リフォーム事業・コンクリート圧送・その他建築一式などを行っている
株式会社としけん、更新担当の富山です。
閉塞時の対処:圧送を止めて「逆圧・逆送」で解消するのが鉄則⚠️
ポンプ圧送で一番ヒヤッとするトラブルのひとつが 閉塞(へいそく) です
コンクリートやモルタルが配管内で詰まってしまうと、圧送が止まり、現場全体がストップ…。しかも対応を間違えると、配管破損 や ホース暴れ・飛散事故につながることがあります⚠️
だからこそ、閉塞が起きたときは焦らず、「圧送を止める」→「逆圧・逆送で解消」 が基本です
今回は、閉塞時にやるべき対処と、やってはいけない危険行為を分かりやすく解説します
閉塞とは、配管の中で材料が固まったり、塊が詰まったりして、圧送できなくなる状態のことです。
閉塞が起きやすい原因は例えば
スランプ不足(硬い)で流れが悪い
配管の曲がりが多い/長い↩️
途中で圧送が止まって材料が動かなくなる⏸️
管内の潤滑不足(プライミング不十分)
骨材分離や塊の混入
現場条件と材料条件が重なると、突然起きることがあります⚠️
閉塞の兆候が出たら、まずは 圧送を止める のが鉄則です。
✅ こんな兆候が出たら注意
圧力計が急に上がる
吐出が弱くなる/止まる
配管がいつもより振動する
ホース先の出方が不安定になる
この状態で「押し切ろう」とすると、圧力が配管内に溜まり、危険が一気に増します⚠️
閉塞対応の代表が 逆圧(ぎゃくあつ)・逆送(ぎゃくそう) です。
詰まりに対して圧力のかけ方を調整し、配管内の詰まり部分を“動かす”イメージです
圧力を一方的にかけ続けるのではなく、圧のかけ引きを作って解消を狙う方法です。
材料を少し戻す(逆方向へ送る)ことで、詰まりをゆるめたり、塊をほぐす対応です
ポンプ機能を活用して、配管内の状態を整えてから再圧送につなげます。
ポイントはこれ
焦らず一旦止める
圧を“抜く/戻す”動きを入れる
状態を確認しながら徐々に復帰する
現場によって判断は変わりますが、「無理に押す」より安全で成功率も上がります✨
閉塞時に一番危険なのが、
「とにかく押せ!」「圧上げて行けるだろ!」
と、圧をかけ続ける対応です
なぜ危ないかというと
配管に過大な圧力がかかり 破損・破裂する
継手が外れてホースが暴れる(ムチのように跳ねる)⚠️
コンクリートが飛散して 人身事故につながる
配管が割れると復旧に時間がかかり工程遅れが拡大⏳
現場を進めたい気持ちは分かりますが、事故が起きたら取り返しがつきません。
閉塞時は「安全第一」で、止める判断が一番価値があります
現場での基本的な考え方はこんな流れです
圧送停止
圧力の状態を確認(計器・吐出・配管の様子)
逆圧・逆送で詰まりを緩める
配管・継手・ホースの安全確認
低速・低圧で再開(いきなり全開はNG)
状況を見ながら通常運転へ✅
※閉塞場所や程度によっては、分解清掃や部分入替えが必要になる場合もあります
閉塞が起きた現場は、同じ条件でまた起きる可能性があります。
だから、復旧後は再発防止も大事です
配管ルートを見直す(曲がりを減らす・負担を分散)↩️
プライミング(潤滑)を丁寧にする
圧送中断を極力減らす(段取りを整える)⏱️
材料の状態を確認する(硬さ・分離など)
連携を強化する(合図・無線・手順共有)
「閉塞したら終わり」ではなく、次を安全に進める準備までが仕事です
✅ 閉塞の兆候が出たら すぐ圧送を止める
✅ 逆圧・逆送で詰まりを緩めて解消を狙う
✅ 無理に圧をかけ続けるのはNG(配管破損・事故リスク)❌
ポンプ圧送は、スピードも大切ですが、それ以上に 安全が最優先です
閉塞時の冷静な判断が、現場と作業員を守ります♂️✨
次回もお楽しみに!
鳥取県鳥取市を拠点に基礎工事・外構工事・型枠工事・土木工事・リフォーム事業・コンクリート圧送・その他建築一式などを行っております。
お気軽にお問い合わせください。
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