株式会社トシケン
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コンクリート圧送工事の歴史

皆さんこんにちは!

 

鳥取県鳥取市を拠点に基礎工事・外構工事・型枠工事・土木工事・リフォーム事業・コンクリート圧送・その他建築一式などを行っている

株式会社としけん、更新担当の富山です。

 

 

 

コンクリート圧送工事の歴史

~昭和の現場から令和の街づくりへ~

今では当たり前のように使われている「コンクリートポンプ車」。
しかし、ほんの数十年前までは、人の手でコンクリートを運んでいた時代がありました。

ここでは、昭和から令和までの“コンクリート圧送の歩み”を振り返り、
日本の建設現場がどのように進化してきたのかを紐解いていきます。


🏗️ 昭和30年代 ― 圧送技術の夜明け

 

戦後の復興が一段落した昭和30年代、
日本は急速に経済成長を遂げ、都市部ではビル建設が活発化しました。

当時はまだコンクリートを人力で運搬・打設していた時代。
現場では“タワーバケット”や“手押し車”が主流で、
高層階まで運ぶには相当な労力と時間を要しました。

そんな中で登場したのが、海外から導入されたコンクリートポンプ工法
初期はドイツやアメリカから輸入された大型ポンプで、当時の建設業界に革命をもたらしました。


🏙️ 昭和40~50年代 ― ビル建設ラッシュとピストン式の普及

 

日本全国で都市開発が加速し、圧送技術の需要が一気に拡大。
この頃から、スクイーズ式よりもピストン式ポンプが主流になっていきます。

ピストン式は高圧でコンクリートを押し出すため、
10階建て以上の高層建築や橋梁、ダムといった大型構造物の建設に最適。

この時期、「圧送工」という専門職が誕生し、
日本全国に“圧送チーム”が組織されるようになりました。


🧱 平成時代 ― 技術の成熟と多様化

 

平成に入ると、建設現場はさらに高度化。
流動性の高い高強度コンクリート、セルフレベリング材など、新しい材料が次々登場しました。

それに伴い、圧送機も電子制御化・自動化・省エネ化が進み、
安全装置やモニタリングシステムを備えたモデルが次々と登場。

特に平成後期には、コンパクトで高性能なポンプ車が増え、
住宅・商業施設・公共インフラと、あらゆる現場で活用されるようになりました。


🌏 令和時代 ― デジタル化と環境への配慮

 

令和の建設現場では、「安全」「効率」「環境配慮」がキーワード。
AIやIoTによる遠隔管理システムが導入され、
圧送量・圧力・温度をリアルタイムで把握できるようになりました。

また、低騒音・低振動・排ガス削減型ポンプ車など、環境負荷を軽減する技術も進化。
国や自治体のインフラ更新工事でも、これら最新機器が活躍しています。


👷 圧送職人の誇り

 

どんなに機械が進化しても、**最終的に仕上がりを左右するのは“人の技”**です。
ホースの角度、打設スピード、圧力の微調整、そして現場ごとの判断力。

一見無骨な仕事ですが、そこには「感覚」と「経験」に基づく繊細な技術が存在します。
現場の流れを読み、チーム全体の動きを支える。
それが、圧送工という職人の誇りです。


💬 まとめ

 

✅ コンクリート圧送工法は昭和30年代に日本へ導入
✅ 高度経済成長期にピストン式が普及
✅ 平成で技術が成熟し、令和でデジタル化が進行
✅ それでも現場を支えるのは“人の感覚”

コンクリート圧送の進化は、日本の建設技術の発展そのもの。
都市の高層ビルも、地方の橋梁も、インフラを支える基盤も——
すべてはこの見えない「圧送の力」によって築かれています。

そして今日もまた、どこかの現場でホースを握る職人が、
次の時代の街をつくっているのです。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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