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🏗️高所圧送の工夫 ― 超高層でも確実にコンクリートを届ける技術 ―

皆さんこんにちは!

 

鳥取県鳥取市を拠点に基礎工事・外構工事・型枠工事・土木工事・リフォーム事業・コンクリート圧送・その他建築一式などを行っている

株式会社としけん、更新担当の富山です。

 

 

🏗️高所圧送の工夫

― 超高層でも確実にコンクリートを届ける技術 ―


🌆高所圧送とは?

高所圧送とは、コンクリートをポンプで圧送し、
高い場所まで送り届ける施工方法です🚧

特に👇

👉 超高層ビル
👉 高層マンション
👉 大規模施設

などでは欠かせない技術となっています。

地上から数十メートル、時には100m以上の高さまで
コンクリートを送り込むため、
高度な計画と設備が必要になります💡


🔧縦配管を使った圧送システム

 

高所への圧送では、建物に沿って

👉 縦配管(立ち上がり配管)

を設置し、コンクリートを上階へ送り込みます。

この配管は👇

✔ 強度が高い
✔ 圧力に耐えられる
✔ 継ぎ目がしっかりしている

といった条件を満たす必要があります。

さらに👇

👉 階ごとに配管を延長
👉 打設箇所まで水平配管で分岐

といった構成で施工されます。


⚖️圧力損失の計算がカギ

 

高所圧送で最も重要なのが

👉 圧力損失の計算

です。

コンクリートは配管の中を流れる際に👇

✔ 摩擦抵抗
✔ 高さによる負荷
✔ 曲がり部分での抵抗

によって圧力が低下します。

これを考慮せずに施工すると👇

❌ コンクリートが途中で止まる
❌ 配管詰まり(閉塞)
❌ 圧送不良

といった重大なトラブルにつながります⚠️


🚛ポンプ能力とのバランス

 

圧送計画では👇

👉 ポンプの能力
👉 配管の長さ
👉 打設量

を総合的に判断します。

例えば👇

✔ 圧力が弱すぎる → 上まで届かない
✔ 強すぎる → 材料分離・配管負荷

となるため、

最適なバランスを見極めることが重要です💡


🔄連続施工の重要性

 

高所圧送では、コンクリートを

👉 途切れず
👉 安定して

送り続ける必要があります。

途中で止まると👇

❌ 配管内で固まる
❌ 再開不能になる

といったリスクがあるため、

✔ 生コン車の手配
✔ 作業員の連携
✔ 打設スピード管理

が非常に重要です🚧


🧠現場で求められる判断力

 

高所圧送は、単純な作業ではなく

👉 状況判断
👉 トラブル対応
👉 経験による調整

が求められます。

例えば👇

✔ 流れが悪いときの対応
✔ 配管詰まりの予兆
✔ 材料の状態変化

を見抜くことが重要です。


⚠️安全管理も重要なポイント

 

高圧で圧送されるため👇

👉 配管の固定
👉 接続部の確認
👉 圧力管理

を徹底しなければなりません。

万が一のトラブルでは👇

❌ 配管破裂
❌ コンクリート噴出

といった危険もあるため、

安全対策は最優先事項です🚨


🏢高層建築を支える裏側の技術

 

私たちが普段目にする高層ビルも、

この高所圧送技術があるからこそ
成立しています。

👉 見えないところで
👉 正確に
👉 安全に

施工されていることで、
強く安心できる建物が完成します✨


📝まとめ

 

高所圧送のポイントは👇

✔ 縦配管による圧送システム
✔ 圧力損失の正確な計算
✔ ポンプ能力とのバランス
✔ 連続施工と安全管理

です。

“見えない計算と技術が、高層建築を支えている”重要な工程です🏗️✨

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

鳥取県鳥取市を拠点に基礎工事・外構工事・型枠工事・土木工事・リフォーム事業・コンクリート圧送・その他建築一式などを行っております。

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基礎工事とは? 建物を支える大切な役割について

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基礎工事とは? 建物を支える大切な役割について

 

 

 

普段はなかなか目にすることのない「基礎工事」ですが、実は建物の安全性を左右する、非常に重要な役割を持っています。

どんなに立派な建物を建てても、基礎がしっかりしていなければ、地震や自然災害に耐えられず、大きなトラブルにつながってしまうのです。

 

では、基礎工事とは具体的にどんなものなのか、どのような工程で進められるのか、シリーズを通して詳しくお話ししていきます!

 

 

 

 

1. 基礎工事とは?

 

基礎工事とは、建物の土台をつくる工事 のことを指します。

建物を支える「足元」を強固にすることで、安定した構造を確保し、地震や風圧などの外的要因にも耐えられる建物を実現します。

 

 

基礎工事の主な役割

 

✅ 建物の荷重を地面に均等に分散する → 一部に荷重が偏ると、地盤沈下やひび割れの原因になるため、基礎は建物全体を均等に支える設計になっています。

✅ 地盤と建物をしっかり結びつける → 地盤の状態に合わせた基礎をつくることで、建物が安全に立ち続けられるようにします。

✅ 地震や台風などの災害に備える → 適切な基礎工事が行われていれば、災害時の揺れにも強い建物が完成します。

 

 

 

2. 基礎の種類

 

基礎工事には、いくつかの種類があります。

建物の用途や地盤の状況によって、最適な基礎を選ぶことが重要です。

 

 

① 布基礎(ぬのぎそ)

布基礎とは、建物の外周や内部の主要な柱の下に、連続したコンクリートの帯(フーチング)を配置する 基礎工法です。

 

特徴

✅ 比較的コストが抑えられる → 一般住宅などでよく採用される工法。

✅ 施工がシンプルで、工期が短い → コンクリートの使用量が少なく、作業がスムーズ。

✅ 地盤の強度が必要 → 地盤が軟弱な場合には補強が必要になる。

 

② ベタ基礎(べたぎそ)

ベタ基礎は、建物の底全体を鉄筋コンクリートの厚い板で覆う 方式です。

特徴

✅ 地盤が弱い場所でも対応しやすい → コンクリートが面全体で支えるため、不同沈下(建物が傾く現象)が起きにくい。

✅ シロアリ対策にもなる → 地面をコンクリートで覆うため、シロアリが侵入しにくい。

✅ コストがやや高め → 布基礎よりもコンクリートを多く使用するため、費用がかかる。

 

 

③ 杭基礎(くいぎそ)

杭基礎は、地盤が弱い場所に建物を建てる際に、地中深くに杭を打ち込んで建物を支える工法 です。

 

特徴

✅ 地盤が弱くても高層建築が可能 → ビルやマンションなど、大型の建築物に採用されることが多い。

✅ 揺れに強い → 地盤の深い部分の硬い地層に杭を打ち込むことで、安定性が増す。

✅ 工事費が高い → 専用の重機が必要なため、費用がかかる。

 

 

 

3. 基礎工事の工程

基礎工事は、以下のような流れで進められます。

① 地盤調査 → 土地の強度を確認し、最適な基礎の種類を選定。
② 根切り(掘削工事) → 地面を掘り、基礎を施工するスペースを確保。
③ 砕石敷き・転圧 → 砕石を敷いて地盤を固め、強度を高める。
④ 防湿シート設置 → 地面からの湿気を防ぐため、シートを敷く。
⑤ 鉄筋組み立て → 強度を確保するために、鉄筋を配置。
⑥ コンクリート打設 → 型枠を組み、コンクリートを流し込む。
⑦ 養生・仕上げ → コンクリートが固まるまでしっかり養生し、仕上げる。

 

 

 

まとめ

基礎工事は、建物の安全を支える最も重要な工事のひとつです。

✅ 基礎工事がしっかりしていれば、建物の耐久性が高まる

✅ 地盤に合わせた基礎の種類を選ぶことが重要

✅ 適切な施工を行うことで、不同沈下や災害リスクを減らせる

 

このシリーズでは、基礎工事の具体的な施工方法や注意点、よくあるトラブルなどについて詳しく解説していきます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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打設速度の調整

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打設速度の調整:速すぎても遅すぎてもNG!「分離」と「打ち継ぎ不良」を防ぐコツ⚠️

コンクリート打設(だせつ)で意外と大事なのが 打設速度の調整です⏱️
「早く終わらせたい!」という気持ちは分かりますが、速すぎると 材料分離が起きやすくなり、逆に遅すぎると 打ち継ぎ不良(一体化しない)につながります

つまり、打設は スピード勝負ではなく“適正速度”が命
今回はポンプ圧送の現場目線で、なぜ速度調整が重要なのか、どうやって現場状況に合わせるのかを分かりやすく解説します


打設速度が重要な理由

打設の目的は、コンクリートを型枠の中に入れて終わりではありません。
均一に行き渡らせて、締固め(バイブレーター)で密実にするところまでがセットです✅

速度が合っていないと

  • きれいに回らない

  • バイブが追いつかない

  • 表面が荒れる

  • 強度・耐久性に影響
    など、仕上がりと性能に直結します⚠️


速すぎると起きる:材料分離(分離)➡️

打設速度が速すぎると、コンクリートが勢いよく流れ込み、
骨材(砂利)とモルタル(セメント分)が分かれる「分離」が起きやすくなります‍

分離が起きるとどうなる?

  • 砂利が偏って詰まりやすい

  • 表面にジャンカ(豆板)が出る

  • 見た目が悪いだけでなく耐久性も落ちる

  • 配管やホース先で詰まりリスクUP⚠️

特に、高所打設細い鉄筋が密集した場所狭い型枠では、勢いが強いと一気に品質が落ちやすいです

速すぎサイン

  • 吐出が強すぎて跳ねる

  • 型枠内で材料が偏る

  • バイブが追いつかない

  • 「砂利だまり」が見える

この状態なら、すぐに速度調整が必要です


遅すぎると起きる:打ち継ぎ不良(コールドジョイント)⚠️

反対に、打設が遅すぎると怖いのが 打ち継ぎ不良です。
先に打ったコンクリートが固まり始めてから次を重ねると、境目が一体化せず 弱い層ができてしまいます

✅ 打ち継ぎ不良が起きると…

  • ひび割れの原因になる

  • 漏水や中性化の進行が早まる

  • 仕上げが汚く見える

  • 構造的な弱点になり得る⚠️

暑い時期☀️は特に硬化が早いので、遅れが致命的になりやすいです。
逆に寒い時期❄️は硬化が遅い分余裕はありますが、それでも「適正」は守る必要があります


適切な速度ってどう決めるの?現場で見るべきポイント

打設速度は「一定が正解」ではなく、現場状況に合わせて調整します。見るべきポイントはこれ

① バイブが追いついているか

打設量に対して締固めが追いつかなければ、空隙やジャンカの原因に。
バイブ担当の動きに合わせてポンプを調整するのが基本です

② 型枠の形状・高さ・狭さ

  • 壁や柱など縦に高い部材

  • 鉄筋が密な部材

  • 開口が狭い場所
    は、速い吐出がトラブルを呼びやすいです⚠️
    ゆっくり丁寧に回すが安全

③ 天候・気温(硬化スピード)☀️❄️

  • 真夏:固まりやすい → 遅すぎ注意

  • 真冬:固まりにくい → ただし締固め不足に注意
    → 状況に合わせて「止めない・滞らせない」が大事です⏱️

④ 材料の状態(スランプ・粘性)

硬めだと流れにくく、速く出すと分離・詰まりになりやすい。
柔らかすぎても材料が暴れて分離しやすい。
材料状態を見ながら吐出を微調整します


ポンプ圧送での“速度調整”の実務イメージ

現場では、こんな感じで調整します

  • 最初は低速で様子見

  • 充填状況を見て徐々に上げる

  • 鉄筋密集部・隅角部は落として丁寧に

  • バイブが遅れたら一旦ペースを落とす

  • 打ち継ぎになりそうなら、段取りを整えて流れを切らない

ここで大事なのが、連携です。
「圧送屋だけ頑張る」ではなく、
型枠・鉄筋・土工・左官・監督と息が合うほど品質が安定します


まとめ:打設速度は“速さ”より“適正”。分離と打ち継ぎ不良を防ごう⚠️✅

速すぎると分離(ジャンカ・詰まり・品質低下)
遅すぎると打ち継ぎ不良(弱点・ひび割れ・漏水リスク)⚠️
✅ 現場状況(バイブ・型枠・気温・材料)に合わせて 適切な速度を保つのが重要⏱️

ポンプ圧送の役割は、ただ送るだけではなく、**品質と安全を守る“現場の流れづくり”**でもあります

次回もお楽しみに!

 

 

 

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閉塞時の対処

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閉塞時の対処:圧送を止めて「逆圧・逆送」で解消するのが鉄則⚠️

ポンプ圧送で一番ヒヤッとするトラブルのひとつが 閉塞(へいそく) です
コンクリートやモルタルが配管内で詰まってしまうと、圧送が止まり、現場全体がストップ…。しかも対応を間違えると、配管破損ホース暴れ・飛散事故につながることがあります⚠️

だからこそ、閉塞が起きたときは焦らず、「圧送を止める」→「逆圧・逆送で解消」 が基本です
今回は、閉塞時にやるべき対処と、やってはいけない危険行為を分かりやすく解説します


そもそも閉塞って何?

閉塞とは、配管の中で材料が固まったり、塊が詰まったりして、圧送できなくなる状態のことです。

閉塞が起きやすい原因は例えば

  • スランプ不足(硬い)で流れが悪い

  • 配管の曲がりが多い/長い↩️

  • 途中で圧送が止まって材料が動かなくなる⏸️

  • 管内の潤滑不足(プライミング不十分)

  • 骨材分離や塊の混入

現場条件と材料条件が重なると、突然起きることがあります⚠️


閉塞が起きたら最初にやること:すぐ圧送を止める

閉塞の兆候が出たら、まずは 圧送を止める のが鉄則です。

✅ こんな兆候が出たら注意

  • 圧力計が急に上がる

  • 吐出が弱くなる/止まる

  • 配管がいつもより振動する‍

  • ホース先の出方が不安定になる

この状態で「押し切ろう」とすると、圧力が配管内に溜まり、危険が一気に増します⚠️


対処の基本:逆圧・逆送で閉塞を解消

閉塞対応の代表が 逆圧(ぎゃくあつ)・逆送(ぎゃくそう) です。

逆圧とは?

詰まりに対して圧力のかけ方を調整し、配管内の詰まり部分を“動かす”イメージです
圧力を一方的にかけ続けるのではなく、圧のかけ引きを作って解消を狙う方法です。

逆送とは?

材料を少し戻す(逆方向へ送る)ことで、詰まりをゆるめたり、塊をほぐす対応です
ポンプ機能を活用して、配管内の状態を整えてから再圧送につなげます。

ポイントはこれ

  • 焦らず一旦止める

  • 圧を“抜く/戻す”動きを入れる

  • 状態を確認しながら徐々に復帰する

現場によって判断は変わりますが、「無理に押す」より安全で成功率も上がります✨


絶対にやってはいけない:無理に圧をかけ続けること❌

閉塞時に一番危険なのが、
「とにかく押せ!」「圧上げて行けるだろ!」
と、圧をかけ続ける対応です

なぜ危ないかというと

  • 配管に過大な圧力がかかり 破損・破裂する

  • 継手が外れてホースが暴れる(ムチのように跳ねる)⚠️

  • コンクリートが飛散して 人身事故につながる

  • 配管が割れると復旧に時間がかかり工程遅れが拡大⏳

現場を進めたい気持ちは分かりますが、事故が起きたら取り返しがつきません。
閉塞時は「安全第一」で、止める判断が一番価値があります


閉塞対応の流れ(イメージ)✅

現場での基本的な考え方はこんな流れです

  1. 圧送停止

  2. 圧力の状態を確認(計器・吐出・配管の様子)

  3. 逆圧・逆送で詰まりを緩める

  4. 配管・継手・ホースの安全確認

  5. 低速・低圧で再開(いきなり全開はNG)

  6. 状況を見ながら通常運転へ

※閉塞場所や程度によっては、分解清掃や部分入替えが必要になる場合もあります


再発防止のポイントも押さえよう✨

閉塞が起きた現場は、同じ条件でまた起きる可能性があります。
だから、復旧後は再発防止も大事です

  • 配管ルートを見直す(曲がりを減らす・負担を分散)↩️

  • プライミング(潤滑)を丁寧にする

  • 圧送中断を極力減らす(段取りを整える)⏱️

  • 材料の状態を確認する(硬さ・分離など)

  • 連携を強化する(合図・無線・手順共有)

「閉塞したら終わり」ではなく、次を安全に進める準備までが仕事です


まとめ:閉塞時は“止める”が正解。逆圧・逆送で安全に解消⚠️

✅ 閉塞の兆候が出たら すぐ圧送を止める
逆圧・逆送で詰まりを緩めて解消を狙う
無理に圧をかけ続けるのはNG(配管破損・事故リスク)❌

ポンプ圧送は、スピードも大切ですが、それ以上に 安全が最優先です
閉塞時の冷静な判断が、現場と作業員を守ります‍♂️✨

 

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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コンクリート閉塞の原因

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コンクリート閉塞の原因

知っておきたい「詰まり」が起きるメカニズム ⚠️


コンクリート閉塞とは?

 

コンクリート閉塞とは、
圧送中に配管内でコンクリートが詰まり、
流れなくなる現象を指します。

一度閉塞が起きると、

  • 作業中断

  • 配管清掃

  • 再打設

が必要になり、
工期・コスト・安全面に大きな影響を与えます。


原因① スランプ不足

 

スランプとは、
コンクリートの柔らかさ・流動性を示す指標です。

スランプが不足していると、

  • 配管内で流れにくい

  • 摩擦抵抗が大きくなる

結果として、
閉塞が起こりやすくなります。

特に長距離圧送や高所圧送では、
適切なスランプ管理が不可欠です。


原因② 配管角度の急変

 

配管の角度が急に変わると、

  • コンクリートの流れが乱れる

  • 骨材が引っかかりやすくなる

といった問題が発生します。

エルボ(曲がり部)が多い配管や、
無理な取り回しは、
閉塞リスクを一気に高めます


原因③ 骨材分離

 

コンクリートは、

  • セメント

  • 砂利

が均一に混ざってこそ、
スムーズに圧送できます。

しかし、

  • 圧送中の振動

  • 不適切な配合

  • 過度な水分

によって骨材分離が起こると、
配管内で詰まりやすくなります。


⚙️ 原因④ 圧送速度の不均一

 

圧送速度が、

  • 速すぎる

  • 急に止まる

  • 断続的になる

と、
配管内の流れが不安定になります。

特に「出したり止めたり」を繰り返すと、
内部で材料が滞留し、
閉塞につながることがあります。


閉塞を防ぐために大切なこと

 

閉塞防止の基本は、

  • 適切なスランプ管理

  • 配管計画の事前確認

  • 一定した圧送操作

  • 打設チームの連携

です。

材料・機械・人の連携が取れてこそ、
安全でスムーズな打設が実現します。


まとめ

 

コンクリート閉塞は、スランプ不足や配管条件、圧送操作の不具合など、複数の要因が重なって発生します。

事前の計画と適切な管理、そして現場での連携を徹底することで、閉塞リスクを大きく減らすことができます。

安定した圧送が、安全で高品質な打設につながります。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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🏗️打設時の合図と連携

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🏗️打設時の合図と連携

コンクリート打設は「声」と「意思疎通」で安全が決まる 🚧


🧠 コンクリート打設はチーム作業

 

コンクリート打設というと、
「ポンプ車で流すだけ」と思われがちですが、
実際は複数人が連携して行う高度なチーム作業です。

  • ポンプ車オペレーター

  • ホースマン

  • 打設位置の作業員

それぞれが役割を理解し、
同じタイミング・同じ判断基準で動くことが、
安全で品質の高い打設につながります。


📣 合図がなぜ重要なのか?

 

コンクリート打設中は、

  • 視界が限られる

  • 騒音が大きい

  • 常に状況が変化する

という環境下で作業が行われます。

そのため、

  • 無線による連絡

  • 声掛けによる合図

が欠かせません。

合図が不十分だと、

  • ホースが急に動く

  • 打設量が合わない

  • 周囲の作業員が巻き込まれる

といった事故につながる可能性があります。


🎧 無線と声の使い分け

 

現場では、
無線と声の両方を使い分けて連携します。

  • 無線:

    • ポンプ圧の調整

    • 打設開始・停止の指示

  • 声:

    • 近距離での注意喚起

    • 危険回避の即時対応

「止めて!」「待って!」
こうした一言が、
事故を防ぐ決定的な役割を果たします。


👀 ホースマンの役割と責任

 

ホースマンは、
コンクリートの吐出口を操作する重要な役割です。

  • 打設位置の微調整

  • 流量の確認

  • 周囲の安全確認

を同時に行う必要があり、
オペレーターとの合図がズレると、
一気に危険度が増します

だからこそ、
事前に合図の意味を共有し、
誰が聞いても分かる指示を徹底します。


⚠️ 「焦り」が一番の敵

 

打設中に起こりがちなのが、
「早く終わらせたい」という焦りです。

しかし、

  • 合図を省略する

  • 無言で操作する

  • 判断を一人で行う

こうした行動は、
事故や品質低下の原因になります。

安全最優先で進めることが、結果的に最短ルートです。


📝 まとめ

 

コンクリート打設は、ポンプ車オペレーターとホースマンを中心としたチーム作業です。

無線や声による合図を正確に送り合うことで、安全性と施工品質が保たれます。

焦らず、確実な意思疎通を行うことが、事故のない打設につながります。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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コンクリート打設の流れ

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コンクリート打設の流れ

プライミングから清掃まで、圧送作業の全工程を解説

 

 

 

 

コンクリート打設は、
ただ流して固める作業ではありません。

各工程が連続し、ひとつでも崩れると品質に直結する作業です。
ここでは、圧送を伴う打設作業の流れを、工程ごとに詳しく解説します。


① プライミング

 

第1記事で解説したとおり、
打設前の最重要工程です。

  • 配管内を滑らかに

  • 圧送初動を安定させる

  • トラブルの芽を摘む

ここを雑にすると、
後工程すべてに影響が出ます


② 圧送開始

 

プライミング完了後、コンクリート圧送を開始します。

重要ポイント

  • 初動は低速

  • 圧力計の確認

  • 配管の挙動チェック

急激な圧送は、
分離・閉塞・配管破損の原因になります。


③ 型枠内充填

 

圧送されたコンクリートを、
型枠内に均等に充填していきます。

  • 偏りを作らない

  • 打設高さを管理

  • 打ち重ね時間を守る

「流す」のではなく「入れる」意識が重要です。


④ 仕上げ・均し

 

打設後すぐに行う重要工程です。

  • トンボ掛け

  • レベル調整

  • 表面仕上げ

この段階で、
最終的な仕上がりの8割が決まります。


⑤ 圧送停止・清掃

 

打設終了後、必ず行うのが清掃作業です。

  • 配管内洗浄

  • ポンプ洗浄

  • 残コン処理

 

ここを怠ると
❌ 次回圧送トラブル
❌ 機械故障
❌ 安全リスク増大

清掃までが打設作業です。


⚠️ 打設全体で意識すべきポイント

 

  • 圧送スピード管理

  • 作業員同士の合図

  • 打設中断時の対応

  • 天候・気温への配慮

打設は、
チームワークと段取りがすべてと言っても過言ではありません。


【まとめ】打設は「流れ」を崩さないことが重要

 

コンクリート打設は、

① プライミング
② 圧送開始
③ 充填
④ 仕上げ
⑤ 清掃

この流れを
止めず・乱さず・確実に行うことが品質につながります。

どれか一つでも軽視すると、
コンクリートは正直に結果として現れます。


年末のご挨拶

 

本年も多くの現場で、コンクリート圧送・打設工事に携わらせていただき、誠にありがとうございました。
関係各所のご理解とご協力のおかげで、安全に一年を終えることができました。

来年も、
安全第一・確実な圧送・品質重視を徹底し、
一つひとつの現場に誠実に向き合ってまいります。

どうぞ良いお年をお迎えください✨

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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🧪 プライミング作業とは何か

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🧪 プライミング作業とは何か

圧送トラブルを防ぎ、コンクリート打設を成功に導く最重要工程

 

 

 

 

コンクリート圧送工事において、
「打設前に何をするか」で、その日の作業の成否がほぼ決まる
――そう言っても過言ではありません。

その中でも特に重要なのが、プライミング作業です。

プライミングとは、
ポンプ配管内にモルタルを流し込み、管内を滑らかに整える工程
一見地味ですが、圧送の安定性・安全性を左右する極めて重要なステップです。


🧱 プライミング作業の目的

 

プライミングには、明確な目的があります。

  • 🚫 配管内の閉塞(詰まり)防止

  • 🚛 コンクリート圧送の初動安定

  • ⚙️ 配管・ポンプへの負担軽減

  • 🛡️ 突発的な圧力上昇の回避

これらを怠ると、
打設開始直後にトラブルが発生する確率が一気に高まります


🧪 なぜモルタルを流すのか?

 

コンクリートをいきなり配管に流すと、
配管内壁の摩擦が大きく、骨材が引っかかりやすくなります。

そこで先に👇

  • セメント分が多く

  • 粒子が細かく

  • 流動性の高い

モルタルを流すことで、配管内に“潤滑層”をつくるのです。

この潤滑層があることで、
後続のコンクリートがスムーズに圧送されます。


⚠️ プライミング不足が招くトラブル

 

プライミングが不十分、または省略されると👇

❌ 配管閉塞
❌ 圧送停止
❌ 配管の分解・再組立
❌ 工程遅延
❌ 打設品質の低下

特に冬場や長距離配管では、
最初の判断ミスが致命傷になります。


🔧 プライミング作業の基本手順

 

プライミング作業は、ただモルタルを流せば良いわけではありません。

① 配管組立・確認

 

  • 曲がり部・接続部の確認

  • ガスケットの状態確認

  • 漏れ防止


② モルタル準備

 

  • 適切な配合

  • ダマ・分離のない状態

  • 流動性の確保


③ 圧送開始

 

  • ゆっくりと圧送

  • 圧力の変化を確認

  • 異音・振動のチェック


④ 吐出口確認

 

  • モルタルが安定して出るか

  • 異物・空気混入の有無

この時点で異常があれば、
本打設に進んではいけません


🧠 プライミングは「経験」がものを言う

 

配管条件は現場ごとに異なります。

  • 配管距離

  • 高低差

  • 曲がりの数

  • 気温・コンクリート性状

それらを踏まえ、
どの程度のプライミングが必要か判断する力が重要です。

マニュアルだけでは対応できない、
現場判断力が求められる工程です。


🧾 【まとめ】プライミングは圧送工事の土台

 

プライミング作業は、
圧送工事の「準備」ではなく、工事そのものの一部です。

  • 見えないが重要

  • 地味だが最重要

  • 省略できない工程

この工程を丁寧に行うことで、
その後の打設は驚くほど安定します。

良い打設は、良いプライミングから始まる。
これが圧送現場の鉄則です。

 

 

 

 

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🏗️打設前の準備 〜「段取り八分」こそ、コンクリート圧送の基本〜

皆さんこんにちは!

 

鳥取県鳥取市を拠点に基礎工事・外構工事・型枠工事・土木工事・リフォーム事業・コンクリート圧送・その他建築一式などを行っている

株式会社としけん、更新担当の富山です。

 

 

 

🏗️打設前の準備
〜「段取り八分」こそ、コンクリート圧送の基本〜


コンクリート圧送工事において、
“打設作業”以上に重要なのが、事前準備です。

打設がスムーズに進むかどうかは、
現場に入る前の段取りでほとんど決まります。
この章では、圧送前の確認作業と、
職人たちが大切にしている「安全・精度・段取り」の三原則について解説します。


🧰 配管の敷設 ― “流れをつくる最初の仕事”

 

ポンプ車から打設地点まで、コンクリートを送り出すために配管を設置します。
このときのわずかな傾斜や角度の違いが、圧送のしやすさを左右します。

現場では、以下の点を細かくチェックしていきます。

  • 継手の締め付けが確実か

  • 曲がり角の数と角度が適切か

  • 配管が安定して固定されているか

  • 高低差に応じて逆止弁や圧抜きが設置されているか

たった1本の配管ミスが、閉塞や逆流の原因になるため、
熟練の作業員が何度も目視・手触りで確認を行います。


🧱 型枠・鉄筋の確認 ― “受け皿の準備”

 

圧送されたコンクリートを受け止めるのが、型枠と鉄筋。
ここにズレや隙間があると、打設後に「ジャンカ」や「はらみ」などの欠陥が生じてしまいます。

打設前のチェックでは、

  • 型枠の固定状態と支保工の強度

  • 鉄筋の被り厚さと位置

  • 打設高さ・打ち込みスパンの確認

といったポイントを入念に確認します。

また、打設時にコンクリートがスムーズに流れるよう、
鉄筋の密集部分にはあらかじめ流路を確保するなどの工夫も行われます。


🔩 圧送経路と安全確認

 

ポンプ車から最終打設点までの「流れ」を全員で共有することも欠かせません。
特に複数階や複雑な構造では、配管経路の誤りが致命的なトラブルになります。

打設当日は、
オペレーター・配管担当・打設班が朝礼で動線を確認し、
「誰が・どこで・いつ・何をするか」を明確にします。

この連携が取れていれば、急なトラブルにも即座に対応でき、
施工の安全と効率が格段に向上します。


⚙️ 「段取り八分、仕事二分」

 

これは、コンクリート圧送の世界で昔から言われる言葉です。
準備の精度が高ければ、作業の8割は成功している。
打設は“仕上げの確認作業”にすぎないというほど、段取りが大切にされています。

たとえ小さな現場でも、段取りを怠らず、
一つひとつの確認を積み重ねることで、
トラブルのない確実な施工が実現します。


🧩 まとめ

 

打設前の準備は、地味に見えて最も重要な工程です。
配管・型枠・鉄筋――そのすべてが「完璧な流れ」を支えています。

職人たちは、何度も図面を見直し、現場を歩き、
わずかな不安も残さないように整えてから作業に入ります。

その姿勢こそが、コンクリート圧送工事の本質。
「慎重であることが、最も速い」という言葉が、
この仕事の真理を物語っています。

 

 

 

 

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コンクリートの性質と圧送性

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コンクリートの性質と圧送性
〜スランプ・骨材・含水率が仕上がりを決める〜


コンクリート圧送工事の現場では、材料そのものの性質が仕上がりを大きく左右します。
ポンプ車や配管の性能がいくら優れていても、コンクリートの状態が悪ければ、途中で閉塞したり、材料が分離してしまうことがあります。


この「圧送性(あっそうせい)」を理解することは、コンクリートを美しく、強く仕上げるための基本中の基本です。


コンクリートの流動性 ― “スランプ”という目安

 

コンクリートは「流動体」でありながら「構造体の基礎」となる特異な材料です。
その柔らかさを示すのが“スランプ値”と呼ばれる数値。
スランプが高ければ柔らかく、低ければ固くなります。

柔らかすぎればモルタルと骨材が分離し、
固すぎればポンプが詰まりやすくなる。
このバランスの見極めが、現場の技術者やポンプオペレーターの腕の見せどころです。

季節や気温によってもスランプの調整は変わります。
夏は水分が蒸発しやすく、冬は逆に硬化が遅くなる。
現場ではその日の温度、湿度、風の流れまで考慮して、最適な流動性を見極めます。


骨材(こつざい)の粒径と圧送性

 

コンクリートは、セメント・水・砂(細骨材)・砂利(粗骨材)でできています。
この中で、特に圧送性に影響を与えるのが**骨材の粒径(りゅうけい)**です。

粒が大きすぎると配管の曲がりや接合部で詰まりやすくなり、
小さすぎるとセメントペーストが多くなって分離を起こしやすくなります。

一般的には、最大粒径20mm程度が最も流れやすく、
ポンプや配管の径に合わせた粒径の選定が理想的です。
職人たちは、わずかな粒の違いから流れの変化を感じ取ります。


含水率とコンクリートの“滑らかさ”

 

コンクリートに含まれる水分量(含水率)は、
材料を滑らかに流すための潤滑油のような役割を果たします。
水が多すぎると強度が低下し、少なすぎると圧送が難しくなる。

たとえば、夏場は乾燥で水が奪われやすく、
圧送中にホースの中で材料が“焼け”てしまうことがあります。
逆に雨天時には水分過多で分離や沈降が起こりやすくなるため、
現場では“水セメント比”を常に意識して調整を行います。


⚙️ 圧送トラブルを防ぐ職人の知恵

 

圧送性の悪化によって起こる代表的なトラブルが「閉塞(へいそく)」です。
閉塞を防ぐには、単に材料を良くするだけでなく、
現場全体で“流れを読む”ことが大切になります。

職人たちは、打設位置までの配管の曲がり具合や勾配、
ポンプの圧力や速度、材料の重さを瞬時に感じ取り、
わずかな抵抗を察知して圧力を調整します。

その判断はまさに“感覚の領域”。
機械だけでは真似できない、職人の経験が活きる瞬間です。


コンクリートの性質を読む力

 

圧送とは単なる作業ではなく、
材料と対話しながら流れをコントロールする“技術”です。

スランプ、骨材、含水率――この3つの要素が調和してこそ、
ポンプ車は軽やかにコンクリートを運び、
美しい構造物が形になります。

コンクリートを「生きた材料」として扱う意識こそが、
高品質な施工への第一歩なのです。


まとめ

 

コンクリート圧送の現場では、見えない性質を見抜く力が求められます。
その日の温度、材料の状態、流れの感覚――
一つでも判断を誤れば、打設の仕上がりが大きく変わってしまう。

“流す”のではなく、“通す”。
その違いを理解してこそ、本物の圧送技術者です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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